お仏壇は一生のうちに何度も購入するものでありません。しかし世代を超えて使用する事もめずらしくないものですので、長年の使用を前提としたメンテナンスやアフターフォローの事を考慮する必要があります。
またご購入のタイミングもご家族のどなたかが亡くなられてお求めになる方が一番多く、じっくり選ぶ事があまり望めない状態にある事もお店選びが重要な要素のひとつです。そうした場合は選ぶ際にお店の方への依存度が必然的に高まります。
お仏壇選びはお店選びから既にはじまっています。こちらでご紹介する5つのポイントが、あなたのお仏壇店選びのお役に立てれば幸いです。

商品の品揃えや価格帯にサービス面などはお店により様々です。関係者一同で集まれる機会は多くないでしょうが、当店のように製造しているお店に加え、大型店もご覧になるとよいでしょう。出来れば3店舗以上は足を運びたいところです。

最近ではインターネットで様々な仏壇が簡単に検索出来ます。しかし、商品の良し悪しや風合いなどは実物を目の前にしなければ分からない事が当然あります。少なくとも当店では見ていただいた現品をお納めするのが、お仏壇販売の原則です。

金仏壇は高価なものですので製造・洗濯が出来るプロの私達でも扱いにはとても神経を使います。
そのような金仏壇を豊富に陳列しているお店は、スタッフ自身も扱いを心得ている事が多く、知識や経験が豊富な傾向があります。仏壇店に行かれる際は金仏壇の陳列にご注目下さい。

ここでは売り切りの商売をしているのか、アフターケアの体制を整えた長いお付き合いを前提とした信用商売をしているのかの判断が出来ます。
自店で洗濯が出来るお店のほうが望ましいですが、受け付ける事の出来る体制を整えているかにご注目下さい。

お仏壇は完成した状態で運ばれます。ただしお飾りはセットされた状態で配送されるわけではありません。必ず現地でお飾りのセットが必要になります。お飾り品が届けて終わり、という事が無いかご確認下さい。お飾りのセットまでしてくれるかどうかが注目のポイントです。
お仏壇をお求めになるにあたって大切な3つのポイントをご紹介いたします。

浄土真宗・真宗・浄土宗・大念仏宗・真言宗・日蓮宗・禅宗(臨済宗・曹洞宗)……と、宗派によってご本尊・お仏壇が異なります。(飾り方の例はこちら)
まずはご親族の方にご確認されるなど宗派をお確かめ下さい。わからない場合はお参りされているお寺のお名前やお墓などからも調べる事が出来ます。すでにお位牌やお仏壇がある場合は、戒名や掛け軸から推測する事もできます。

置く場所のスペースでお仏壇のサイズがおのずと決まってきます。まずは置く場所をご検討下さい。
【仏間が有る場合】
「仏間」がある場合は、そちらに納めて頂くのが仏壇にとっても汚れや傷みもすくなく最良です。仏間の寸法、幅、長押(なげし)までの高さ、奥行の内寸と地袋の有無をお確かめ下さい。
【仏間が無い場合】
「仏間」がない場合は、ほとんどの場合が下記のいずれかになります。
・押入れを改造して仏間を作る
・床の間に置く
・畳の上に置く
・サイドボードやたんすの上に置く
・フローリングに置く

お仏壇本体のご予算という考え方ではなく、全て含めたご予算として大体の額をお決め下さい。前の2点である宗派と置き場所(サイズ)とあわせてお伝え頂ければ、プロであるスタッフがお客様のご希望にそえる品をお奨めできると思います。
第二次大戦後、日本に進駐してきたアメリカ将校は、その報告書に「日本の家庭はそれぞれチャーチ(教会)を持っている」と好意的に記しています。北陸地方の農村部でのことのようですが、家庭はそれぞれ朝な夕なに、そのチャーチに手を合わせている光景が記されています。仏壇は家庭の中心にどっかりと据えられており、信仰の対象となっていたようです。
このようにお仏壇は、本来ご本尊をお迎えするということで、次男の方でも結婚して独立すればお仏壇を持ったものでした。最近ではご家族のどなたかが亡くなられてお求めになる方が一番多く、次に初盆や年忌法要、新築にあたって等となっています。
ぬし治のお仏壇
お仏壇は同じ商品でも一つ一つ違います。漆塗純金仏壇の場合なら欄間の彫り、彩色の濃淡など。唐木仏壇なら黒壇、紫壇の木目の出具合や色合いなどなど……。ですから、見ていただいた現品をお納めするのが原則です。
仏壇をお納めする場所によって、台を作ったり、加工が必要な場合は少し時間がかかりますので、お早めにご予約いただければ納品時までお預かり致します。また漆塗純金仏壇のオーダーメイドも承っておりますのでお気軽にご相談下さい。